フェアトレードで世界を救う!
こんにちは。
株式会社マルラニの広報担当です。
近年、日本の中小企業の深刻な人手不足を解消するために積極的に外国人労働者を受け入れる傾向があります。
外国人の方々の力を借りているところが目立つように感じるかもしれませんか、
力を借りてばかりではなく、日本が発展途上国に対して行っている取り組みがあるのはご存知でしょうか。
今回は「フェアトレード」について紹介させてください。
フェアトレードって?
フェアトレードを和訳すると「公正取引」となります。
日本の行政機関の一つである公正取引委員会という言葉を耳にしたことがあると思いますが
公正かつ自由な競争を促進し事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすることを目的とした機関です。
公正取引委員会は日本の機関ですが、フェアトレードは発展途上国に対する公平さを保つ仕組みです。
出典:https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php
なぜフェアトレードができたのか?
多くの発展途上国で問題となっているのが、児童労働です。
日本で生まれた私たちは働き始めるのは高校卒業後の18歳、大卒であれば22歳で働き始めますが
発展途上国では、早くて5歳から家族を支えるために仕事を始めます。
それも有給、無給に関わらずです。
児童労働の定義は、子どもの心身の発達や社会性・教育面での発達を阻害するような危険な労働を強いられた場合
とされていますが
子供の健全な発達を阻害するだけではなく、さらに貧困の連鎖を生んでしまいます。
2020年では1億人以上の子供が児童労働を強いられると推測されています。
児童労働の原因は経済的な貧困であり
この貧困を改善していくための仕組みがフェアトレードなのです。
出典:https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/why_fairtrade_cacao.php
https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_act04_02.html
私たちにできること!
発展途上国で生産された製品が安い価格で販売されることで、その安さを生み出すために
生産者には適正な労働対価収入が得られないことが貧困につながっています。
生産者の労働環境、生活水準が保証されて、継続的に品質の良いものを生産していけるよう
発展途上国の原料、製品を適正な価格で継続的購入することで、発展途上国に貢献していきましょう。
フェアトレードの基準を満たしている商品にはフェアトレード認証ラベルが貼付されます。
※人が腕を上げている水色と黄色のマークです。
商品裏の成分表示にも「ガーナ・クワベナアクア村のフェアトレードカカオ豆使用」と記載されています。
出典:https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php
今回、カルディというお店でフェアトレード商品のチョコレートを買ってみました。
価格はひとつ185円。無理なく購入できる価格だと思います。
他にフェアトレード商品としてコーヒーが置いてありましが
同じコーヒー、チョコレートであればフェアトレード商品を選んでみましょう。
小さな貢献かもしれませんが、みんなで取り組めば大きな影響を与えることができます。
自分の家族や身近な友人だけではなく、友人という枠を世界に広げることで
救える命があるのだなと、とても勉強になりました。
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