株式会社マルラニ 広報ブログ

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夏の風物詩、花火大会!その起源とは?

こんにちは。

 

株式会社マルラニの広報担当です。

 

7月に入り全国各地で花火大会が始まりますね。

 

夏の風物詩として当たり前にある花火ですがなぜ湿気の多い夏の時期に、なぜ花火を上げるようになったのでしょうか。

 

今回は花火について紹介したいと思います。

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花火の起源は「爆竹」

中国では魔除けとして爆竹が用いられていました。
爆竹は竹を燃やしていただけのものでしたが、唐の時代に花火の元になる火薬が発明されます。
竹の入れ物に火薬を入れるようになり、宋の時代に花火が作られました。

 

中国で開発された火薬は、13世紀にイスラム諸国に伝わり14世紀にはヨーロッパで花火が行われるようになります。
観賞用としての近代花火の起源はイタリアのフィレンツェで行われたものと言われています。
出典:http://mg.eikoh-seminar.com/2016/07/3076/

 

死者の弔い、飢饉と悪病払いが目的!

国内の記録では、両国で行われた花火大会が最古のようです。
1732年、西日本を中心として大飢餓で多くの死者が出て、更に疫病が流行して大きな被害がありました。
1732年、8代将軍の徳川吉宗は犠牲となった人の慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で水神祭を行いました。
これが「両国の川開き」の由来とされています。
出典:https://www.sumidagawa-hanabi.com/about/index.html

 

「玉屋」は花火師の屋号

花火が打ち上げられると同時に、それを観ている人から「たーまやー!」と声が上がりますが
玉屋は花火師の屋号になります。
両国の川開きで行われた花火大会の立役者が「玉屋」と、その人気を二分していた「鍵屋」。
玉屋は大火事を起こしてしまった罪で江戸を追放され一代で家名断絶になりましたが
人気が故に今日まで花火の掛け声の名残となっているようです。
出典:http://yakabune.com/hanabi/shiru01.php

 

 

花火大会は災害や飢饉を沈めるための重要な行事で昔は人々の平和と幸せを守るために、こういったものに頼っていたのですね。

 

時代とともに花火を観る人の目的は変わっていっていると思いますが歴史を知るといつもとは違った花火の見え方になるのではないでしょうか。

 

 

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